あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

要約指導の入口

文章の要約をするという指導を全国各地の生徒に課している。

 

この指導はけっこう難しい。

 

まず、生徒自身が自分なりに取り組んで提出する、というステップが必須である。当たり前といえば当たり前なのであるが、これがなかなか根気のいることだ。

まず、文章を読む・書くということに慣れていない、ともすれば好きではない、という生徒は多い。このブログをお読みの方は読むのには抵抗感が少ないと思われるが。

となると、よほど強制的に時間を作らない場合、そもそも手をつけるという点からハードルが高いことがある。

 

さらに、何をどう書くのか?という点で固まってしまうことも多々ある。何を書いたらいいか分からない。要約、というのに具体例の描写をことさら並べるなどはその一端であると言える。

文章を書くという訓練が不足している場合、たいていは日本語がおかしいことになる。主述不一致、句読点の切り方がおかしい、助詞の使い方が違う、指示先の分からない指示語の多用、etc…。

 

200字以内で要約せよ、という指示に対しての抵抗感を拭い去った上で取り組み始められればいいのだが、ある程度スタートを切ってしまって慣らしていく、というのも必要なのである。

 

さて、最初はまず自分なりに要約をしてもらう。その書きっぷりで大体は実力がつかめるので、そこから次の手を考えていく。

 

要約指導の肝は、誰が何を言おうとも、「自力での限界」があるという点だ。適切な例を作って適切に添削指導をできる指導者を見つけたいものである。