あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

できないことをできると言うな

 

ip-honpo.hatenablog.jp

 ↑先日の記事で、目的を決めた上で塾選びをすべきと述べた。

塾には得手不得手がある。トップ校への進学を中心に指導している塾、偏差値40台から60台までの生徒をそつなく志望校に導く塾、合格実績よりも普段の面倒見、学習習慣に重きを置く塾、中高一貫校の中学生(多くは高校内容を学ぶ)の指導を得意とする塾、などなど。たまに全部盛りのすごい塾があったりはするのだが、世の中そうおいしい話はなく、なにかしら偏るものである。

 

さて、選ぶ際にいくつもの塾の資料を取り寄せたり、話を聞きに直接出向いたりするだろう。毎月数万、年間に換算すると結構な金額になる。そしてお金以上に、若者の有意義な時間を強制的に使うわけだから、慎重に吟味の上で塾は選びたい。

 

ここで一つ注意したいことがある。

 

できないことをできる、と言う塾が現実問題として存在することだ(直近ではないが昔そういう塾にいたことがある)。

これは在籍生徒を一人でも増やしたい、つまり売上を確保したいという目的であることもあるが、そもそもできないということに気づいていないということもある。

 

ただ、高校受験では見えづらい部分がある。ちょっと一例を挙げてみよう。

トップレベルの高校に進学するのを売りにしている塾があったとする。もともと成績上位層の生徒には、しかるべきものを与えてやれと強制するだけでも一定の結果は出てしまう(最上位の私立国立や公立トップは難しくても、二番手校くらいなら舵取りを間違えなければ十分可能)。

成績下位層や中堅層の生徒を、勉強姿勢から鍛えを入れて引き上げる、というのはそれなりの指導能力が必要だが、これができている塾なのかは外から見るだけではわかりにくい。必ず塾探しの段階で聞いておくとよい。きちんとした指導をしている塾なら、そういう生徒の実例はいくつも説明できようし、平均的にどういうレベルからどのあたりまでになるか、という話はできるはずだ。

もともとができる生徒を集めているだけなのか、引き上げてその力をつけさせているのか、受験の結果だけでは分からない部分なのであって、進学塾を選ぶ際にはぜひ確認をおすすめしたい。ところによっては、成績下位層を切り捨てる、という塾もあるかもしれない(濁し表現)。

 

まぁ……できないことをできると言っている(しかもできていないことに気づいてない)のは大学受験の指導においては見すぎて頭痛が痛いのだが、これはまた別の機会に少し書くことにする。自分もできているか怪しいものだが……。