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あいぴーの徒然なるままに

「中学生の数学」

あ、ちなみにここで言う個別指導塾とは「完全マンツーマン」ではなく、よくCMなどで見る講師1名に対し生徒2~3名で授業が行われるものと考えてもらいたい。

 

個別指導塾で一番需要が多い教科はなにか?

 

地域性や生徒の在籍比にもよるが、だいたいは「中学生の数学」ではないだろうか。小学生が圧倒的に多い教室なら算数ということになるだろうか。高校生が圧倒的に多い教室というのは有名大手チェーンの個別指導塾では滅多に見られないのでとりあえずスルーしておく(知り合いが教室長をやっていた頃がそうだったらしいが異次元の話)。

 

本日は「中学生の数学」を指導する講師について軽く触れておきたい。

 

個別指導塾は基本的にアルバイト講師だという話を先日したのだが、採用の際に指導できる教科を確認する。その際に、「中学生の数学」を指導できない、となると、一昔前なら採用を見送ることもあったし、採用しても希望通りのシフトを組めないことは多々あった。

もっと言うと、けっこう無理にでも担当してもらう場合が多い。高校2年生以来数学に触れていない私立文系の学生にでも容赦なく任せるのは日常ちゃめしごとではないか。

これは批判されるべきことかというと、一概にそうとも言い切れない。別稿にて述べるが、個別指導塾における需要にマッチする例はいくらでもある。講師自身が最初は自信がなくとも、中学生時代に好成績を取っていて、あらためて勉強し直すことで中堅層までであれば難なく指導できることも多い。さらに言うと、この層の生徒たちに必要なのは、必ずしもバリバリの教科知識とは限らない。他者とコミュニケーションを取ることが苦手な生徒、教科書を読めない生徒、とにかく机に向かうのが嫌いな生徒など、いろいろな生徒がいるので、まずは勉強に向かわせる、という力量のほうを優先すべきことが現場レベルでは多いのが実情だ。

 

私の教室では、勤務最終の年度には「数学を教える全員が数ⅡB以上までできる」という稀有な状態になっていたが、運営しやすかったかというとそうでもない。高校数学まできっちりできる講師が揃っていたとしても、いろいろな生徒がいる中で対応しきるには違う力が必要になる。そういう点では少し苦労した面もある。

 

話を戻すと、「中学生の数学」を教えている講師も様々ということだ。

高校現場で講師をやっているレベルの人もいる(当然数Ⅲまでできる)、理系の大学生もいる、文系でも共通テストで鬼勝ちできる国公立型の学生もいる、はたまた数学から離れていた学生もいる。

高校生の数学が教えられる人もいれば、中学生の数学だけという人もいるということだ。

 

その点にこだわる方は、教室長に聞いてみたり、要望を出したりしてもいいかもしれない。どこまで答え・応えられるかは教室事情によりけりになるだろうし、教室長の見識にもよってくるが。

個人的には、優秀な教室長であればそのあたりの塩梅はとてもうまくやっていることが多いため、任せるに足ると判断したらお任せしたほうがよいとは思う。

 

では小学生の算数の指導はどうかというと、これはまた別の機会に。