あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

二兎を追う

英語については暗記の要素はどうしても大きく入ってくる。高校生でも例文暗記が力になるわけで、中学生の教科書暗記も「やり方を間違えなければ」有効な学力向上の手段となる。

 

この「やり方を間違えなければ」という点がひとつポイントになるのだが、指導において議論を戦わせるとさらばこの部分ではないかなと思う。私は私のやり方があってそれは効果が高いことは実証済み。

 

文法を指導してまずそこから理解させないと英語の学習は始まらない、という意見がある。

教科書の本文をしっかり丸暗記するのがいい、という意見もある。

で、なぜかこの両者が対立構造になってしまっている。

 

どちらかに偏るのではなく、英語については二兎を追えるようにしたい。文法的な理解も大切だし、表現を覚えて使う、というのももちろん大切である。

 

さて、二兎を追う上で一番のネックは「時間」である。別々にやらずとも、やはりボリュームは相当なものになるのだが、中学生は忙しい。朝練のため朝7時までには学校に行き、放課後の部活が終わって帰ってみたら18時、そのあと手早くご飯とシャワーを済ませて22時まで塾、帰って宿題やらあれこれやっていたら0時を回って・・・みたいな生活である。英語ばかり勉強するわけにもいかないわけで、さてどうしようか、となる。時間は無限大ではない。

正直言って、この生活に+αで勉強時間を組み込むのは難しいだろう。夜は寝なさいという話だ。となると、学校の授業時間、および塾での学習の質を最大限に高めるしかない。さらに、塾の授業が入っていない日にもどう取り組むか、というのが重要になる。

 

ここで英語という科目における特性が出るのだが(これは国語でもそうなのだが)、語学は自分だけで勉強できるようになるのに結構な訓練が必要である。特に外国語は自分で勉強する際に「聞く・話す」をどうやるか。いくらでも手抜きができる部分だけに、向上心をどれだけ強く持って継続できるか、というのが鍵になる。

 

これが中学生には難しい。いや、高校生にも難しい。大学生でも第二外国語で適当に誤魔化してしまっている人は多いのではないか。

一部の高学力の生徒ならともかく、好きで英語に取り組んでいる中学生は少数派と言わざるを得ないのが現状である。

 

では、そういう生徒がなんとかして二兎を追える勉強はできないものか。そしてある程度できるようになってくればそこから自発的な学習に進んでいける。やる気というのはできるようになってから徐々に芽生えてくるものだ。

そういう形をきちんと取れる場から、実践的にそれができると示していかねばならんのだと思う。