あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

中学生の数学

数学については、まず一にも二にも計算力ありきであるのは当然として、その計算力というのは当該単元に留まるものではない。

例えば、「37✖️11」を見た時に、暗算でパッと計算できるかどうか(正確さのために筆算するかどうかとは別問題で)、単位変換をスムーズに行えるかどうか、正負の四則演算がスムーズにミスなく行えるかどうか、分数計算を苦にしないか(むしろ困った時に分数で処理するか)、等々。数学ができる、という人が無意識にできている部分を能力の一つとして捉えて全員チェックをかけていく。定期テスト80点レベルの生徒でも何かしら甘いところはある。90点を割らないくらいの生徒であれば、それなりにその辺りの力量は備わっている感じがある(おおよそ)。

 

個人的には、文章題、という区分けをあまりしたくないところである。計算の後に文章題、というのは何か違う気がする。ただの計算処理を特別視しているというか、文章で問うことを特別視しているというか。。。

この辺りはこの数年試しをしたのもあって、単元の導入から抜本的に変えてしまうことでいい結果が出ている(と言っても、熟練の先生方からすれば目新しくもなんともないが)。その辺を今後さらにブラッシュアップしていきたいところだ。これは算数においてもいくらか注意点は増えるが同様のことができる。

 

関数には力を入れる。「関数とは何か」を専門的に突っ込んでいったらキリがないが、こういうものだという説明から入る。少なくとも大学受験まではその根本が通るようにしておく必要がある(これは大学受験をしないor受験しても数学を使わないという生徒でも同様)。関数がわかるかどうか、できるかどうかが数学の一つの山場であり、一番重要な点だ。一番時間をかけてでも、綿密にベースを作る。

 

図形はどうか。よくセンスがどうの、幼少期の訓練がどうのと言われる分野なのだが、そういう言い訳をしていては塾の先生は務まらない。これも、独特とまでは言わずとも練習のしがいはあるところで、いかに応用を利かせられるようにするか、というのが一つポイントとなろう。

 

 

さて、一番大切なのは、「算数の主要部分ができているかどうか」という点。単位もそうだし、分数小数の計算が自在にできるとか、比例反比例の原理とか、図形の基礎的な見方や処理など。中学生の数学でも、まずはそこからの確認が第一である。最初に算数範囲のどこをどう確認するか、それが塾での指導の入りで大切なところである。