あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

大学受験指導で意識すること

高校受験は私立受験や一部公立校で県境をまたぐことはあるが、基本的には都道府県単位で考えるものである。したがって、ローカルにいかに精通しているかが塾として大切になる。その地域の受験事情にいかにマッチしているかが重要なので、全国展開しているかどうかは関係ない。

 

10のうち2〜3の情報だけをチェーンの中で転がしている、みたいなのも珍しくない。個人塾であっても何年も地域に根ざしていたり、その地域でずっとやっていた人が新しく興したところであれば、10の情報をきちんと持って十二分に活用できていたりする。

 

さて、大学受験は全国規模の競争なのだが、これもまた多分に地域性が見られる。都道府県、というよりは地方くらいで分かれてる感じだろうか。

 

全体として国公立志向か私立志向かの違い、推薦制度に対する意識、受験勉強を開始する時期の感覚、などなど。

しかしながら、あくまでもシステム的には全国に開かれているものなので、そこを履き違えないようにしたい。自分の地域的な感覚と、受験予定の大学の入試、さらにライバルになるであろう他の受験生の感覚、このあたりを色々と踏まえながらやっていかねばならない。

首都圏の塾予備校に出講している講師が地方都市で指導するのは、地方から首都圏に出てきたい受験生にとってはそういう意味でも恩恵が大きい。首都圏の受験生を知っているからこそ、その地域性にアジャストさせつつ首都圏のライバルと戦えるように、という指導ができるからだ。無論、逆も然りである。また、いわゆる東京圏・大阪圏以外でも有名大学は数多い。たとえば東北大学なら、東大にでもサクッと合格するレベルの受験生が多数いる。東北地方の雄でもあるし、世界的な評価も確か日本の大学でトップを取っている何かがあった気がする(うろ覚え)。首都圏から受けようとする人は単に東大から下げるという考えではNGだ。科目の多寡や問題の難易度など色々違いはあるとはいえ、気持ち的にはそういうレベルの受験生と競うつもりで戦う必要がある。

 

この辺りの情報や意識はローカル塾だと弱くなりがちである(全国チェーンでも結局は各地域においてのローカル勝負なので、感覚まで持ち得るのは難しい)。強く意識を持って何かしらの手を打つのが大事で、成功されてる方はだいたいうまくやってらっしゃる印象がある(Twitterやってるとそんな成功者ばっかり目にするから見識が偏る笑)。

 

「そんなん考える必要なし!」と思う方もいるだろう。あくまで上記は私が意識して見て考えてやっていることである。

地元の国公立に行くのが当たり前、という地域から東京の大学に出ようとすれば、受験勉強の間の空気感というか、心持ちというか、そういう面に気を払う必要がある。

無論、同じ地域でも学校によっていろいろな空気感がある。そういうのを見ながら気を配る。

 

受験は学力勝負なのは間違いないが、メンタル勝負でもある。メンタルということはもういろんな方向から生徒と組み合う、くらいになってくる。受験指導というのはそこまで見るものであって、小さい塾が生徒を引き受けるということはそういうことだと私は肝に銘じている。