あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

センター試験過去問

例年とやり方は違うものの、今年はだいぶ早い段階からだいぶ古いセンター試験の問題を引っ張り出している。理由は色々とあるのだが、マーク型においても思考の持ちかたをあれこれと口出せるようにシステムを整えたのが大きい。

 

いつもだと、だいたいマークの練習は11月くらいに入れ始める。

センターの過去問に入る前提条件が、「時間をかけてでもちゃんと読めば内容はわかる」という力を身につけていることだ。そういう意味で、ある程度基礎的な力は備わっている生徒が多いことの証左とも取れなくもない。

 

ただし、だ。

ここから微調整が入っていく。私が選定した年度の問題(何年度のものかは企業秘密)にチャレンジしてもらう中で、まだ微妙、と判断できる部分を他の教材で補ったりオリジナル教材を投入して固め直したり、というのがこの夏から秋にかけて行われる。その中で、本文要約、品詞分解、完全口語訳、内容説明記述などを共通テストのみの理系の生徒でも取り組んでもらう。

 

文系の生徒であれば国語にはある程度時間を使えるので色々と手の打ちようがあるようにも見えるが、世の中そんなに甘くはない。

国語よりも英語や数学、日本史or世界史が合否の分かれ目になる大学も多いし、理系であれば国語に回す時間がほとんどないというのも珍しくない。

 

そんな中でスコアをまとめていく。

自分の指導科目で結果を出さないと次の仕事も約束されないのだが、優先されるべきは全体でスコアをまとめて合格できるかどうかであって、最悪国語で失敗してもダメージを最小限に抑えて進路が決まればそれでいい。

ミニマムラインをどう確保するか、欲しいラインにどう届くようにするか、受験指導としてはその辺りをわりと計算してやっているのである。

 

そして、そういう指導の中で、「頭をよくしてほしい」「興味関心を持ってほしい」という想いを少し籠めている。手法としては頭をよくする(≒頭をきちんと働かせて言葉を基に思考できるようにする)ようにしているので、前者の願いは順調にいってくれればある程度は達成されるが。