あいぴーblog

あいぴーの徒然なるままに

季節行事

家庭のあり方が変わってくることで、季節の行事・習わしというものもその形を変えてきている。文化というのは流れゆくものであるから、それ自体の良し悪しを語る気はないのだが、教育という側面からいけば、「そういうものがこの国には伝統的、また現代にも風習として残っている、実践されている」ということは触れさせておきたい。

リアルな話からすれば、現代文など文章を読む上で歴史や習慣の知識は切り離すことができないため、そういう点での対策対応というものはある。現実問題として、「イエ」や「クニ」、またナショナリズムというものを考える土台として、知識としてあったほうがよい。また、そうでなくても、徐々に薄れているとはいえ依然として強く残る家庭や地域はあるわけで、これが今の10代の子供たちが大人になり、老齢になったとしてもそう簡単に消えゆくものではないからこそ、知っておいてもらいたいという考えもある。

 

例えば、私は前職では、年末の正月飾りを教室で簡易的なものではあったがちゃんとやっていて、それも12月28日に飾り付けていた。正月飾りをいつ撤去するか、鏡開きはいつか、というのも実はちゃんと日を見てやっていた。お盆や三ヶ日に開けることがなかったとは言わないが、それでも極力その辺りは休みにするようにしていた。

「勉強に休みなどない」という意見は分かるのだが、机に齧りつくのが必ずしも勉強ではなく、「なぜそこを休みにするのか」というところからも勉強というのは始まる。

 

お盆休みを取るなんてバカバカしい、と考える人がいるのも分かるし、ここは絶対に休みにすべきだ、という意見も分かる。

 

これを言って理解されるかは分からないが、どういう意見でも構わないので、生徒自身が「まず自分の意見を持てること」が大切なのではないかと思うのである。ものを知らなければ意見を持つことはできない。意見というのはただ表層的に言うだけではダメで、自分なりの根拠を持つものであるから、そのためには大なり小なり、知識と経験を持たねばならないものだろうと考えるのである。

 

で、まぁどう過ごすかというのは置いておき、私はその辺けっこう重視をするタイプなので、世間の空気感と合わせて休みにするところは休みにする(というか墓参りやら何やらやってると働いている時間もないわけだが)。だから、盆暮れ正月は基本的に休むかな、と。そういう意味で、GWは休みにしなくてもいいけど授業強制をしない形で開けるのは普通の感覚(土日祝日しか休めないご家庭にとっては長期旅行の機会でもあるので、子供のスケジュールに縛りをかけたくはない)。GWの場合は部活がストップしないことが多いので、中学生くらいなら家族で出かけるというのも小学生に比べるとグッと減る印象だ。

 

無論、いろんなご家庭があるので、盆暮れ正月にあえて塾を開けるというのもありだと思う。両親ともに仕事で不在、というご家庭もあるのだから、あえて塾で預かるというのはありだと思うのだ。そのへんの時期に出席に強制をかけるのは賛同はしかねるが、いろんなコンセプトがあっていいと思う。